オクトパス・センター・フォー・ネット・ゼロ(OCNZ)は、テクノロジー、環境、計量経済学、政策の分野で最大かつ最高の頭脳を結集し、世界中の政府や企業がクリーンテクノロジーやグリーンエネルギーの導入を加速するために利用できる研究やツールを開発する独立した組織です。
オクトパスエナジーからの資金提供はあるものの、OCNZは完全に独立・自立した組織として二酸化炭素の排出量を削減し、未来のエネルギーのあり方を探るために最も必要と考えられる課題に取り組んでいます。
2019年の二酸化炭素排出量全体の半分以上を占めるトップ2は、「家庭用暖房」と「運輸」の2つであり、特にこの2つのエリアで研究を進めています。
創立から5年の間に、エネルギー小売事業者として、約190万人のお客様のグリーンエネルギーへの切替えをサポートし、英国全体の二酸化炭素排出量を削減しましたが、このOCNZの設立によって、今度は、世界中で二酸化炭素排出量を大幅に削減するための政策、研究、技術を生み出すというグローバルなエネルギー課題の根本的な解決と変革にも貢献していきます。
気候変動という非常事態は、私たちの生涯における最大の課題ですが、優れた政策と投資活動によって、生活の質を損なうことなく地球の脱炭素化を進めることが可能です。しかし、どの国も単独でこの危機を解決することはできません。知見や成功事例、様々なツール、モデルを共有することでイノベーションを加速させ、ネットゼロを早期に達成するチャンスが生まれます。OCNZでは、エネルギー業界と政策立案者の間での知見の共有を促進する専門家チームを結成し、活動開始に向け、鋭意準備を進めています。ぜひ、ご注目ください。OCNZ の更なる詳細については octopuszero.org(英語サイト)をご覧ください。
(このブログは、ルーシー・ユーによる英オクトパス公式ブログの記事を元にしています。)
投稿日2021年11月25日
投稿者
Yohko Atsuchi