これを読めば今後のオクトパス・チャレンジを更に有意義に取り組めること間違いなし!
「オクトパス・チャレンジ第二弾 2022年 冬の節電チャレンジ」が、先月3月末にて終了しましたが、いかがでしたでしょうか?
皆さんの取り組みを目に見えるようにデータにしましたので、ぜひこちらもご覧ください。 👉 データで振り返るオクトパス・チャレンジ
次のオクトパス・チャレンジはいつかなと、ワクワクしてもらえていたら、とても嬉しいのですが、その前に、今一度オクトパス・チャレンジ実施の背景をすこしだけ説明させてください。
オクトパス・チャレンジを行う理由
これまでにもお伝えしてきていることですがオクトパスでは、お客さまのことをとても大切なパートナーだと考えています。 👉 この考え方に関して詳しく読む
ただただ、電気を供給し、その代金を払ってもらうだけの関係とは思っていません。
ですので、お客さまに日々お届けしている「電気」のことを考えるきっかけとして、オクトパスチャレンジを行っています。 目には見えない存在である「電気」について、一緒に考えていき、もっともっと身近に感じてもらいたいのです。
節電チャレンジの目的
今回の冬の節電チャレンジで、よく頂いたご質問、ご意見がこちら。
「なんで特段と寒い日にわざわざやるの?節電なんて無理だよ…」
・・・ごもっとも!
寒い日はお家で暖かく過ごしたいと思うはずです。そして、そういう日に限って、電撃チャレンジ日に設定されている。何故!? と、思いますよね。
でも、実は、寒い日だからこそ…!電撃チャレンジを設ける必要があったのです。
お家で暖かく過ごしたい! → 暖房器具を稼働 → 使用電力の増加(=電力のひっ迫)
・・・と、寒くて、多くの世帯が同じ考え方で急激に電力を使用しそうな日こそ、まさに、電力がひっ迫につながりやすい日だという訳です。
最悪の場合は、皆さんの電力使用量に発電スピードが追いつかず、停電となってしまいます。そうなると、「お家で暖かく過ごす」どころではなくなってしまいます。
さらに、電力ひっ迫によって、急な発電増量が求められた場合、自然由来のエネルギーではなかなか対応しきれず(太陽や風をコントロールすることはできませんものね)、化石燃料頼みで対応することになるので、グリーンな電気を使おうという皆さんの思いと反する結果となったり、最終的には皆さんの電気代にも跳ね返ったりと、悩みが尽きません。
だからと言って風邪を引くほど無理をすることはないのです。
💬 夏の開催も同様です。気温が上がれば上がるほど、エアコンの稼働、使用電力が増えます。そこで、電力ひっ迫を避けるために、電撃チャレンジを設ける必要があるわけです。
「節電」が求められる背景には、このような仕組みがあることを、ぜひ知っておいて頂けたらと思います。
もちろん、できるだけ多くの人にチャレンジに成功して節電の楽しさと電気代節約を実感してもらうことも目的のひとつですが、お住まいの地域の「万が一」に備えて、節電チャレンジが行われていたこともぜひ忘れないでくださいね。 👉 電力ひっ迫についておさらいする
電力ひっ迫を避けるべく、電力使用のピークシフトを行い、需要と供給のバランスをとるという取り組みです。
今回のオクトパスチャレンジでも、電撃チャレンジがこのディマンド・レスポンスの考え方のもと行っていました。
もう少し詳しく説明すると…
午後4〜8時は多くの人にとって帰宅、そして夕飯や団欒の時間。つまり、家に帰って暖房をつけて、テレビをつけて、電子レンジをつけて…と家電の稼働が重なる時間ですよね。
ご家庭でも、これらの家電を一気に稼働したら、ブレーカーが落ちてしまうことを想像するとわかりやすいかと思います。
このブレーカーが落ちてしまうという現象を地域全体、大規模で起こさないように、電撃チャレンジを設け、みなさんに節電に取り組むようにお願いをしていました。
この辺りの考え方を知ってもらうだけで、今後更に、オクトパス・チャレンジ、節電チャレンジへ有意義に参加いただけるのではないかなと思います。
それでは、次のオクトパス・チャレンジをお楽しみに!
どんなチャレンジにするか、オクトパスのチーム内でも日々全力で考えていますが、皆さんの楽しいアイディアもいつでもウェルカムです!
Love and Power.
#オクトパスエナジー
投稿日2023年4月18日
投稿者
Miyoshi Nakamura