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どうなる、私たちの電気代!?

2023年春以降に見込まれる、私たちの電気代に関連する必見トピックを洗い出しました。(随時更新します)

今年の冬も、大荒れのエネルギー業界となり、1月2月の電気代の請求書についてのお問合せも多く寄せられました。
エネルギー危機については、多くのメディアで絶えず取り上げられてきてはいるものの、情報が多種多様で追いつけない方が多いだろうと考え、

「一体、今、何がどうして電気代が上がってしまっているのか?」

「次は何が起きて、私たちの電気代へどんな影響が起こってしまうのか?」

「オクトパスは、それに対してどういうアプローチでお客さまを支えようとしているのか?」

を、まとめてみました。

☹️ 電気代高騰の3大要因 

それより、オクトパスの対応策へジャンプ

  1.  「燃料費調整額」の高騰
     この冬、契約中の事業者に関わらず、最も多くのお客さまを直撃した主たる要因はこの「燃料費調整額」の単価上昇と言えます。
    燃料費調整額は、毎月の電気使用量(kWh)に応じて請求される電気代項目の1つで、毎月単価が変動します。
    オクトパスを含め、この単価に上限を設けていない事業者では、燃料価格の上昇が上限なく反映されます。 👉 燃料費調整額についてもっと知る
    契約プランの料金単価に変更がなく、去年の冬と同等の使用量なのに冬の電気代が高くなっている場合、この燃料費調整額の単価を比べてみてください。 👉 請求書のどこを見ればいい?

    では、上限を設けている事業者に切り替える方がいいでしょうか?
    今、短期的には、それも一つのオプションかと思います。

    ただ、現在上限を設けている事業者であっても、上限撤廃や上限の引き上げを検討・発表している場合もありますので、現在契約中の事業者からのお知らせなどをご確認ください。
    同じ日本、同じ資源状況で電力を供給している限り、日本のエネルギー事情の影響を受けない会社は現在のところほとんど無いと言えますので、各社やり方は異なっても、何かしらの対策や対応を行う必要があるのが現状です。

  2.  地域大手電力会社の「規制料金」値上げ発表 
     次に考えられる要因としては、ご契約中の料金プランそのものが変更され、基本料や電力量料金(使用量単価)が値上げになっている、という要因が考えられます。
    契約プランが値上げになる場合は事前に事業者からお知らせが届きますが、それに気づかぬまま、冬を迎え驚く方が多く見受けられました。

    まずは、この機会を各種契約を見直す良い機会と捉えて、今現在の電気契約がどのような内容だったか確認してみることをお勧めいたします。

    既に、一部新電力が値上げを実施していますが、いよいよ地域大手電力会社も春以降を見据え、規制料金の値上げに向けて続々と動き出しました。
    その値上げ率の平均値は約37%になります。 (参考記事
    ※地域大手電力会社とご契約中の方でも「自由化後料金メニュー」をご契約の場合は、既に値上げが適用されている場合もあります。

    💬 各社で料金プランが値上げ。その背景とは?
    簡単に言えば、電気代に含まれるいくつかの必要経費が値上がりしたたためです。
    1) 託送料金全ての事業者が対象): 全国平均2.3%、数円~数十円の値上げ
    2) 非化石証書(グリーンな電気を提供する事業者が対象): 全国平均2-3%、1~2円前後の値上げ

    🤔 託送料金や非化石証書の経費UPは数%...なのに、地域大手電力会社は2-30%以上の値上げ…何故?

  3.  市場連動型プランの拡大
     ②で触れたポイントと関連する要素ですが、「値上げ」と一口に言っても、「市場連動型の料金プラン」へ切替えられている、という場合もあります。
    現在の市場価格が直接、電気代単価に反映される仕組みです。
    昨今市場価格が高くなっていることに加えて、時間ごとの価格の振れ幅もあるため、請求書を見てもなかなか一般的には読み解きづらく、またこの変動に合わせて電気利用をコントロールすることが難しいプランであると言えます。(よりインテリジェントなテクノロジーによるサポートがない限り…)
    これも含めて、改めて料金プランの内容を確認する良い機会だと思います。
    オクトパスでは、現在、市場連動型プランのご提供はありません。(市場連動プランについてもっと詳しく知る


    🙂 オクトパスが実施中のサポート施策は?

  4.  「電気・ガス価格激変緩和対策事業」参加に伴う「電撃⚡️値引き」
    国で閣議決定された「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」に基づき、お客さまの家計負担軽減にさらに貢献するべく、「電気・ガス価格激変緩和対策事業」(以下、本事業)に参加申請し、値引き対応に迅速に対応しています。
    ご契約中のお客さま全員が対象となり、お申し込み等のお手続きは一切不要です。
    💡 1月〜8月使用(2月〜9月検針・請求)分に対して、 7円/kWh (税込)

    💡 9月使用(10月検針、請求)分に対して 、3.5円/kWh (税込) の値引きが適用されます。
    👉 値引きの概要を読んでみる

  5. 節電・節約をサポートする楽しい企画やサービスを実施

    オクトパスは、数年後のスパンでみて最終的にお客さまの電気代を抑えられたという結果につながるような施策の実施やサービスの開発など、より長期的な価値の創出に力を入れています。
    その一例として、昨年2022年、オクトパスでは「既存のお客さま」向けのキャンペーンを8回行いました。
    新規のお客さま向けのキャンペーンより力を入れている、と言ってもいいかも知れません。
    オクトパスが契約中のお客さまに対して行っている様々なキャンペーンについての詳も是非ご確認くださいませ。


今後も、電気代関連ニュースは日々更新されており、今後も色々な変更があったり、新たな国の施策が発表されたりする可能性があります。
引き続き、オクトパスでは私たちが抱える課題を含めリアルな現状を包み隠さずお伝えしていきます。

「お客さまのために」

日本のエネルギーにまつわる様々な課題を、すべて魔法のように解決することは、残念ながら我々にもできません。
しかし、オクトパスは、自分達の得意な分野で、自分達の企業哲学に沿って、1つ1つの状況に機敏に対応し、新しいアイディアを試すことを恐れず、手を尽くして立ち向かっていきます。
そして、長期的な目線で、お客さまのより良い生活と地球の未来に貢献していきます。
今後も気になるトピック、質問があればいつでもお気軽にお尋ねください。

Love and Power.

#オクトパスエナジー

投稿日2023年1月20日

投稿者

Miyoshi Nakamura